おすすめ

店主コメント

自分が Lanshan 1 に出会った時の衝撃は、今でも忘れられません。

「こんなクオリティのテントが、この価格で手に入るとは!」

海外のULハイカーは、軽量なテントを検討する際に Lanshan 1 を必ず候補にあげると言います。
この手の形状のシングルポールテントは、言わずもがな Sixmoon Designs の Lunar Solo にインスパイアされています。
そして、現在では様々なメーカーから Lunar Solo にインスパイアされた商品が出ています。
Lanshan 1 は、いわゆるルナソロ・インスパイア系の中では、間違いなく群を抜いて一番高いコスパを持つ商品だと断言できます。

Lunar Soloとの比較

Lular Solo はシングルウォールで 740g、対して Lanshan 1 はダブルウォールでありながら 770gという重量です。
フロアレスのテントとして、フライだけを使った場合の Lanshan 1 の重さは 410gになります。

バスタブの大きさは Lunar Solo が 228cm x 121cm(最長部分) で、Lanshan 1 は 230cm x 100cm(最長部分)となっており、体を横にした際のヘッドクリアランスは、若干ではあるものの Lanshan 1 の方が広くとられています。
かつて、Lanshan シリーズはバスタブが小さいと言われていましたが、主に海外ハイカーからの強い要望を受ける形でバスタブは拡張され、現在の大きさになっています。

あえてダブルウォールを選ぶ理由

より軽量なシングルウォールの Lanshan 1 Pro ではなく、あえてダブルウォールの Lanshan 1 を選ぶメリットの1つは、シーズンや条件によってインナーを切り替えられる点ではないでしょうか。
実際に、自分も最初は3シーズンのフルメッシュのインナーを使い始め、後から4シーズンのインナーを買い足して冬場でも使えるようにしていました。

3シーズン用インナーはバスタブ部分以外が全てメッシュになっており、日本の高温多湿の気候で威力を発揮します。
風通しがよく、蒸し暑夜でも虫をシャットアウトしつつ、快適に寝むることができます。
4シーズン用は、15Dナイロン生地の上部分だけがメッシュになっており、冬場でのテント内の気温を一定に保ちます。
メーカー公表値ではありませんが、自分の個人的な経験では4シーズン用インナーを使用した際は外気温+5度くらいをテント内でキープできている印象があります。

インナーのジッパー形状

インナーのジッパー形状は、3シーズン・4シーズン共に逆T字型になっており、左右に両開きできるようになっています。
これにより、旧モデルで採用されていたJカーブ型ジッパーで課題となっていた、テント内への出入りがよりスムーズに行えるようになりました。
(上記の写真は、現行モデルで採用されている逆T字型のインナーになります。)

おすすめの使い方

そしてなんと言っても、一番のおすすめの使い方はフロアレス。
使う時期や条件はやや限られますが、この使い方はぜひみなさんにも試して頂きたいです。
自然を100%体感できるのはフロアレスの醍醐味。フライだけであれば410gと超軽量。
1つのテントで、これだけのバリエーションが楽しめるのも Lanshan 1 の魅力です。

フットプリントとペグ

本製品には純正のフットプリントが付属します。
Lanshan 1 のバスタブは四角形ではなく、変形した五角形であるため、タイベックシートのような四角形のシートではどうしてもカバーできない部分がでてきます。
本製品に付属する純正のフットプリントであれば、バスタブの底面を100%カバーすることができます。
また、フットプリントのそれぞれの角にはガイラインが結び付けられており、フライを固定するペグに引っ掛けることができるようになっています。
これにより、テント本体とフットプリントを完全に一体化させることができます。

Lanshan シリーズを語る上で忘れてはならないのが、付属のペグです。
軽量テントには、そもそもペグが付属しないものが多く、もし付属していても強度が足りずに後で交換するケースが大半です。
しかし、Lanshan シリーズに付属するペグは違います。
アルミニウム製で1本あたり 10g と軽量ながら、ほとんどの地面の状況に対して曲がることなく、しっかりと刺さってテントをキープしてくれます。
あまりに軽くて丈夫なので、自分は Lanshan シリーズのペグを、他のテントやタープでも使っているくらいです。

 

経験豊富なULハイカーはもちろん、これからULハイキングをデビューされる方にも、Lanshan 1 は自信を持っておすすめできる商品です。

Lanshan 1 と Lanshan 1 Pro の違いについては、こちらのブログ記事も参考ください。

紹介動画

本体重量
770g
内訳:フライ 410g、インナー 360g

フットプリント重量
132g

フライ素材
15D シリコン/PU ナイロン

インナー素材
4シーズン:15D ナイロン
3シーズン:20D ナイロンメッシュ

フロア素材
20D ナイロン 耐水圧 6000mm PU コーティング

バスタブ高さ
11cm

サイズ
本体:270 (L) x 170 (W) x 125 (H) cm
インナー:230 (L) x 100 (W) x 125 (H) cm
※推奨されるポールの長さ:120~125 cm x 1本

レビュー

レビューはまだありません。


“Lanshan 1” の口コミを投稿します

3F UL GEAR は、2009年に中国福建省南部の廈門市(アモイ市)で設立されたメーカー。
日本ではあまり知られていませんが、廈門市には世界の有名アパレルブランドの縫製工場が集積しており、その品質の高さはすでに実証されています。

同社の創業チームは、いずれもハイカーとして10年以上の経験を持っており、自分たちの経験に基づくもの作りを実践しています。
縫製を行う職人についても、3F UL GEAR の創業前から有名ブランドの OEM での経験を持っており、中には20年以上の縫製経験を持つメンバーもいます。

中国では、若い年代の縫製職離れが課題になっていますが、同社は若者に積極的に縫製職に携わってもらうべく、様々な取り組みを行っています。
無料の食事、手厚い福利厚生や年金制度を提供することで、若い世代が安心して縫製職に取り組めるようにしているとことは特筆すべきポイントです。

為替の影響で最近でこそ価格は少し上がりましたが、それでも高品質なULギアを手に届きやすい価格で提供し続けるメーカーとして、今後も注目です。

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クリア

店主コメント

自分が Lanshan 1 に出会った時の衝撃は、今でも忘れられません。

「こんなクオリティのテントが、この価格で手に入るとは!」

海外のULハイカーは、軽量なテントを検討する際に Lanshan 1 を必ず候補にあげると言います。
この手の形状のシングルポールテントは、言わずもがな Sixmoon Designs の Lunar Solo にインスパイアされています。
そして、現在では様々なメーカーから Lunar Solo にインスパイアされた商品が出ています。
Lanshan 1 は、いわゆるルナソロ・インスパイア系の中では、間違いなく群を抜いて一番高いコスパを持つ商品だと断言できます。

Lunar Soloとの比較

Lular Solo はシングルウォールで 740g、対して Lanshan 1 はダブルウォールでありながら 770gという重量です。
フロアレスのテントとして、フライだけを使った場合の Lanshan 1 の重さは 410gになります。

バスタブの大きさは Lunar Solo が 228cm x 121cm(最長部分) で、Lanshan 1 は 230cm x 100cm(最長部分)となっており、体を横にした際のヘッドクリアランスは、若干ではあるものの Lanshan 1 の方が広くとられています。
かつて、Lanshan シリーズはバスタブが小さいと言われていましたが、主に海外ハイカーからの強い要望を受ける形でバスタブは拡張され、現在の大きさになっています。

あえてダブルウォールを選ぶ理由

より軽量なシングルウォールの Lanshan 1 Pro ではなく、あえてダブルウォールの Lanshan 1 を選ぶメリットの1つは、シーズンや条件によってインナーを切り替えられる点ではないでしょうか。
実際に、自分も最初は3シーズンのフルメッシュのインナーを使い始め、後から4シーズンのインナーを買い足して冬場でも使えるようにしていました。

3シーズン用インナーはバスタブ部分以外が全てメッシュになっており、日本の高温多湿の気候で威力を発揮します。
風通しがよく、蒸し暑夜でも虫をシャットアウトしつつ、快適に寝むることができます。
4シーズン用は、15Dナイロン生地の上部分だけがメッシュになっており、冬場でのテント内の気温を一定に保ちます。
メーカー公表値ではありませんが、自分の個人的な経験では4シーズン用インナーを使用した際は外気温+5度くらいをテント内でキープできている印象があります。

インナーのジッパー形状

インナーのジッパー形状は、3シーズン・4シーズン共に逆T字型になっており、左右に両開きできるようになっています。
これにより、旧モデルで採用されていたJカーブ型ジッパーで課題となっていた、テント内への出入りがよりスムーズに行えるようになりました。
(上記の写真は、現行モデルで採用されている逆T字型のインナーになります。)

おすすめの使い方

そしてなんと言っても、一番のおすすめの使い方はフロアレス。
使う時期や条件はやや限られますが、この使い方はぜひみなさんにも試して頂きたいです。
自然を100%体感できるのはフロアレスの醍醐味。フライだけであれば410gと超軽量。
1つのテントで、これだけのバリエーションが楽しめるのも Lanshan 1 の魅力です。

フットプリントとペグ

本製品には純正のフットプリントが付属します。
Lanshan 1 のバスタブは四角形ではなく、変形した五角形であるため、タイベックシートのような四角形のシートではどうしてもカバーできない部分がでてきます。
本製品に付属する純正のフットプリントであれば、バスタブの底面を100%カバーすることができます。
また、フットプリントのそれぞれの角にはガイラインが結び付けられており、フライを固定するペグに引っ掛けることができるようになっています。
これにより、テント本体とフットプリントを完全に一体化させることができます。

Lanshan シリーズを語る上で忘れてはならないのが、付属のペグです。
軽量テントには、そもそもペグが付属しないものが多く、もし付属していても強度が足りずに後で交換するケースが大半です。
しかし、Lanshan シリーズに付属するペグは違います。
アルミニウム製で1本あたり 10g と軽量ながら、ほとんどの地面の状況に対して曲がることなく、しっかりと刺さってテントをキープしてくれます。
あまりに軽くて丈夫なので、自分は Lanshan シリーズのペグを、他のテントやタープでも使っているくらいです。

 

経験豊富なULハイカーはもちろん、これからULハイキングをデビューされる方にも、Lanshan 1 は自信を持っておすすめできる商品です。

Lanshan 1 と Lanshan 1 Pro の違いについては、こちらのブログ記事も参考ください。

紹介動画

本体重量
770g
内訳:フライ 410g、インナー 360g

フットプリント重量
132g

フライ素材
15D シリコン/PU ナイロン

インナー素材
4シーズン:15D ナイロン
3シーズン:20D ナイロンメッシュ

フロア素材
20D ナイロン 耐水圧 6000mm PU コーティング

バスタブ高さ
11cm

サイズ
本体:270 (L) x 170 (W) x 125 (H) cm
インナー:230 (L) x 100 (W) x 125 (H) cm
※推奨されるポールの長さ:120~125 cm x 1本

レビュー

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3F UL GEAR は、2009年に中国福建省南部の廈門市(アモイ市)で設立されたメーカー。
日本ではあまり知られていませんが、廈門市には世界の有名アパレルブランドの縫製工場が集積しており、その品質の高さはすでに実証されています。

同社の創業チームは、いずれもハイカーとして10年以上の経験を持っており、自分たちの経験に基づくもの作りを実践しています。
縫製を行う職人についても、3F UL GEAR の創業前から有名ブランドの OEM での経験を持っており、中には20年以上の縫製経験を持つメンバーもいます。

中国では、若い年代の縫製職離れが課題になっていますが、同社は若者に積極的に縫製職に携わってもらうべく、様々な取り組みを行っています。
無料の食事、手厚い福利厚生や年金制度を提供することで、若い世代が安心して縫製職に取り組めるようにしているとことは特筆すべきポイントです。

為替の影響で最近でこそ価格は少し上がりましたが、それでも高品質なULギアを手に届きやすい価格で提供し続けるメーカーとして、今後も注目です。

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